オリックス時代に3年連続投手4冠を達成し、メジャーリーグでもワールドシリーズMVPに輝いた山本由伸さん。
そんな山本由伸さんですが、どんな性格の持ち主なのでしょうか。
生い立ちやメジャーリーグMVP受賞までの軌跡も気になりますよね。
山本由伸はどんな性格?
日本球界を代表するエースとして活躍し、メジャーリーグでも圧倒的な成績を残している山本由伸さん。
そんな山本由伸さんですが、どんな性格なのでしょうか。
山本由伸さんはストイックで秘密主義な職人肌の性格として知られています。
Number誌の特集では、トレーニング内容を聞かれても「秘密です」と答えることが多いと紹介されています。
「やらないといけないと思ったことは、絶対にやるタイプ」と自身について語っており、必要なものを選び抜いて徹底的にやる完璧主義といえます。
また、少年時代から地味な基礎トレーニングを延々と続けるタイプで、身体の深部を鍛えるような地道なメニューを何百種類も継続してきたことが、現在の球速とキレにつながっていると分析されています。
成績だけ見ると天才肌に見えますが、「寝る間を惜しんででもフォームをフルモデルチェンジする」と決断できる素直さや、きつい練習も「必要だ」と判断したらやり抜く負けず嫌いな性格が、努力型のエリートという評価につながっています。
さらに、表向きはクールな印象ですが、ワールドシリーズ第7戦後のインタビューでは「涙があふれてきた」「やりきった達成感が大きかった」と語っています。
チームのために中0日で志願登板したり、「負けは選択肢にない」と公言してマウンドに上がるメンタルなど、内面は非常に闘志が強く、チームのために自分を追い込める情熱家という一面も持っています。
山本由伸さんの性格は、ストイックで完璧主義、そして内に秘めた情熱を持つ職人肌といえるようです。
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山本由伸の生い立ち

メジャーリーグで世界一の投手と称賛される山本由伸さん。
そんな山本由伸さんですが、どのような生い立ちなのでしょうか。
山本由伸さんは1998年8月17日に岡山県備前市で生まれました。
父親は野球好きで、母や姉も温かく支えた家庭環境で育ちました。
小学校時代は地元の伊部小学校に通いながら、父親がコーチを務める少年野球チーム「伊部パワフルズ」で野球を始めました。
大手メディアによると、伊部パワフルズでは主に捕手としてプレーし、チームのスローガン「全てに感謝」を今も大切にしているそうです。

幼少期は笑顔が絶えず、周囲とも仲良い子どもだったと伝えられています。
また、幼馴染みの頓宮裕真さんの実家が隣で、ともに野球を始め、家族ぐるみの交流や釣りも楽しむほど仲良しだったそうです。
中学進学後は硬式の「東岡山ボーイズ」に入団し、二塁手として全国大会にも出場しましたが、当時は絶対的エースという立場ではなく、周囲の指導者も「まさかプロ野球選手になるとは思わなかった」と語るほど、伸びしろ型の選手でした。
高校は宮崎県の都城高校へ進学しました。
ここでも甲子園出場はなく、無名校のエースでしたが、球速は1年時の135km/hから、2年夏には151km/hまで急成長し、スカウトから注目される存在になりました。
2016年ドラフトでオリックス・バファローズから4位指名を受けて入団しました。
山本由伸さんの生い立ちは、岡山県備前市の少年野球チームで野球を始め、中学・高校と着実に力をつけ、オリックスにドラフト指名されるまで成長したようです。
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山本由伸のメジャーリーグMVP受賞までの軌跡

日本球界で前人未到の記録を打ち立てた山本由伸さん。
そんな山本由伸さんですが、メジャーリーグMVP受賞までどのような軌跡を辿ったのでしょうか。
オリックス入団後、山本由伸さんは1年目は中継ぎとしてプロ初勝利、2年目にセットアッパー、3年目には先発ローテ入りと、毎年役割をステップアップさせていきました。
そして2021年から2023年にかけて、史上初の3年連続投手4冠(勝利・勝率・奪三振・防御率)を達成しました。
同じく3年連続で沢村賞とパ・リーグMVPという前人未到の偉業を成し遂げています。
2023年シーズンには、防御率1.21、勝率.727、169奪三振など、主要部門で圧倒的な成績を残しました。
さらに2022年と2023年にノーヒットノーランを2度達成しています。
国際大会でも、2019年プレミア12、2020年東京五輪(金メダル)、2023年WBC(金メダル)と、日本代表の大舞台で先発ローテの柱を任され、世界一に貢献しました。
2023年オフ、ポスティングシステムでMLB挑戦を表明し、ロサンゼルス・ドジャースと12年総額3億2500万ドル(約480億円規模)の超大型契約を結びました。
2024年のMLB1年目は肩の故障による離脱もありながら、7勝2敗、防御率3.00、105奪三振とまずまずのスタートを切りました。
そして2025年シーズンには、19勝10敗、防御率2.66、306奪三振とエース級の成績を残しました。
2025年ワールドシリーズでは、シリーズ3勝、防御率1.02という圧倒的な投球で、日本人としては2009年の松井秀喜さん以来2人目のワールドシリーズMVPに選ばれました。
第7戦では、前日に6回96球を投げた直後の中0日で、9回途中の大ピンチでマウンドに上がり、延長11回まで無失点でチームを21世紀初のワールドシリーズ2連覇に導き、胴上げ投手となりました。
この活躍に対して、大谷翔平さんが「由伸が世界一の投手」と絶賛し、出身地の備前市も公式サイトで「ワールドシリーズ3勝とMVP」という快挙を祝福しています。
山本由伸さんのメジャーリーグMVP受賞までの軌跡は、オリックスで3年連続投手4冠を達成し、ドジャース移籍後もエース級の成績を残し、2025年にワールドシリーズMVPに輝くまでの道のりでした。
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まとめ
山本由伸さんはどんな性格なのか、生い立ちやメジャーリーグMVP受賞までの軌跡について調べてみました。
山本由伸さんの性格は、ストイックで秘密主義な職人肌で、必要なものを選び抜いて徹底的にやる完璧主義タイプでした。
生い立ちは、岡山県備前市で生まれ、少年野球チーム「伊部パワフルズ」で野球を始め、中学・高校と着実に力をつけ、オリックスにドラフト指名されるまで成長しました。
メジャーリーグMVP受賞までの軌跡は、オリックスで3年連続投手4冠を達成し、ドジャース移籍後もエース級の成績を残し、2025年にワールドシリーズMVPに輝くまでの道のりでした。
山本由伸さんは今後もメジャーリーグで活躍し続けることが期待されます。
これからの活躍にも注目していきたいですね。

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