日本女子マラソン界の新星として注目を集める小林香菜さん。
そんな小林さんですが、日本代表選手になるまでの経歴が気になりますよね。
小林さんは、市民ランナーのような背景から日本代表へと成長した異色の経歴を持つ選手です。
今回は、小林香菜さんの驚くべき経歴と日本代表選手までの軌跡についてご紹介します。
それでは早速本題に入っていきましょう。
女子マラソン小林香菜の経歴が凄い!
実業団1年目で世界大会7位入賞を果たした小林香菜さん。
そんな小林さんですが、どのような経歴を持つ選手なのでしょうか。
中学校時代
小林さんは群馬県前橋市出身で、中学2年生の時に水泳部から陸上部に転部したことがきっかけで長距離ランニングを始めました。
中学3年時には3000mでジュニアオリンピック大会に出場し、群馬県代表として都道府県対抗の女子駅伝(皇后盃)にも出場しています。
高校時代
高校は早稲田大学本庄高等学院に進学しましたが、高校時代に交通事故で大けがを負い、一時期競技が低迷する時期がありました。
大学時代
大学は早稲田大学に進学し、競走部ではなくランニングサークル「早稲田ホノルルマラソン完走会」に所属しました。
また、登山サークル「山小屋研究会」にも入っており、自然やアウトドアに親しむ活動をしていました。
小林さんの経歴は、一般的な日本代表ランナーとは異なる、非常にユニークなものだったことがわかります。
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女子マラソン小林香菜の日本代表選手までの軌跡

市民ランナーのような背景から日本代表へと成長した小林香菜さん。
そんな小林さんですが、どのようにして日本代表選手の座を勝ち取ったのでしょうか。
大学卒業後、小林さんは大塚製薬に入社し実業団選手として競技を継続しました。
実業団1年目の2025年1月、「大阪国際女子マラソン」で2時間21分19秒を記録し、日本人トップ2位の成績を収めました。
この記録は日本歴代10位にあたり、世界選手権の代表標準記録を突破する素晴らしい結果でした。
さらに同年の世界陸上女子マラソンでは日本人トップの7位入賞を果たし、実業団1年目という若手ながら、注目されるパフォーマンスを見せました。
小林さんの走り方の特徴として「超高速ピッチ」の走法が挙げられており、マラソン中盤以降の粘り強さとギアチェンジで順位を上げる力が注目されています。
独特なピッチの速い走法
出典:日刊スポーツ
小林さんの日本代表選手までの軌跡は、非常に短期間で急激な成長を遂げた、まさに新星の誕生を物語るものでした。
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まとめ
小林香菜さんの経歴と日本代表選手までの軌跡について紹介しました。
小林さんは、市民ランナーのような背景から大学のランニングサークルを経て実業団、そして日本代表へと成長した異色の経歴を持つ選手です。
実業団1年目で世界大会7位入賞を果たすなど、急激な成長を遂げた小林さん。
今後の活躍にも大きな期待が寄せられています。
日本女子マラソン界の新星、小林香菜さんの今後の活躍に注目していきたいですね。
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